仙台育英の「踊る」三塁コーチ

近年稀に見る、盛り上がりを見せている、第97回全国高校野球選手権大会。その準決勝が19日行われた。
第1試合は注目の「仙台育英-早稲田実」。仙台育英の打線に火が付き、圧倒的な強さを見せ、7-0で清宮率いる早稲田実業を破った。
そして、この試合で注目されたのが、チームの好機に手足を上下に振る独特のダンスで活気づける仙台育英の三塁コーチの佐々木啓太選手である。
佐々木啓太選手は石巻市出身。震災では、自宅が津波に襲われて半壊をした。
所属していた石巻中央リトルシニアのグラウンドも被害を受けたため、田んぼを練習場にして野球を続けた。
同シニアの高橋功監督は「当時は、野球どころではなかった。けれど、父母や子供たちの熱意で震災の2カ月後、借りた田んぼで練習を再開した」と振り返る。
そんな中、佐々木啓はつらい顔は見せずに、冗談を言って常にチームメートを笑顔にした。
そして今年の甲子園、晴れの舞台で「踊る」3塁コーチとしてチーム貢献をする。